みなさんは、コーヒー派ですか?紅茶派ですか?私は、昔バリスタの勉強をしていたこともある大のコーヒー好きです。
今でもコーヒーは日課であり、飲まないと一日が始まりません。
そんな私が、購入して半年使ったデロンギのエスプレッソコーヒーマシン「デディカ」について、レビューします。
エスプレッソマシンが欲しかった理由、それは「時短」
私が、エスプレッソマシンを必要としていた理由は、何よりも「時短」。エスプレッソで「おうちカフェ」も興味はありましたが、そのために買おうとは思っていませんでした。
本音をいうと、いつも家族のために食事、掃除や洗濯して尽くさなければならない主婦は、自分だけのために仕事はしたくないものでして。
極端な話、誰かにつくしてもらうことが至福の瞬間。
家事大好きな主婦の方もいらっしゃると思うので、人によりけりですが、私は、例えコーヒー1杯でも自分だけのためにいれるのが億劫でした。
それでも、以前は毎日豆を挽いてカリタのドリッパーで淹れていました。それはそれで楽しいです。しかし、「時は金なり」。
おいしいコーヒーを、自分のために最大限手間なく簡単にいれる方法はないか?
いろいろと調べた結果、デロンギのエスプレッソマシン「デディカ」へたどりついたわけです。
なぜ、デロンギ「デディカ」なのか?
さまざまなエスプレッソマシンがある中、私が「デディカ」に決めたポイントは、以下の通り。
さまざまなメーカーのエスプレッソマシンがありますが、ブランド名に関しては、メーカー保証が必要になった時に大事です。国内で修理サービス対応のマシンなら、トラブル時にも安心。次に、狭いキッチンにも収まるスリムなデザインであることも重視しました。
そして、機能性に関しては、牛乳のスチーミングができ、ラテアートやカプチーノが作れること。面倒くさがり屋なくせに、エスプレッソマシンで遊びたい気持ちもあったわけです。
また、主婦が自分の趣味に出しても負担にならない価格である必要があり、それでも長く使いたいため、奮発して予算5万円以内を考えていました。
デロンギ「デディカ」は、この3つのポイントをすべて網羅していることに気づきました。
エスプレッソマシンを買うまでの期待感
デロンギエスプレッソマシンの各商品の中でも、「デディカ」は、本格的にカフェメニューが作れる中上級モデル。実は、昔デロンギのエントリーモデルを使っていたことがありましたが、抽出圧が弱すぎて、きれいなクレマ(泡のことです)が出ず、カフェで出てくるコーヒーには程遠かったのです。
その点、「デディカ」は、プロ仕様の9気圧のポンプ式抽出でシングルもダブルショットもエスプレッソ抽出ができるとのこと。
他にないスリムなボディでインテリアにもなるし、十分なスチーミング機能でラテアートの練習もできるため、すごく期待していました。
エスプレッソマシン「デディカ」を買ってみてわかったこと
注文から数日。期待のデロンギのエスプレッソマシンは我が家にやってきました。
買ってよかった点「デディカ」のメリット
大きな包装箱を開けて、開口一番「かっこいい!」。デディカは、写真よりも実物がもっとスタイリッシュでした。
15㎝幅のスリムなエスプレッソマシンは、置いておくだけでインテリアそのもの。
シルバー、レッド、ブラックのうち、私はブラックカラーを選んだのですが、光沢感があって、キッチン家電との相性もバツグンでした。
エスプレッソの抽出に関しても、温度の3段階調節や定量設定ができます。お店で出てくるようなコーヒーが、家でも作れるのは100%本当でした。
また、デディカは、コーヒーパウダーでいれるシングル、ダブルショットはもちろん、市販のカフェポットにも幅広く対応しています。
気に入ったので、ほぼ毎日、約半年使い倒しました(爆)。すると、清掃ランプが点滅したので、購入時についてきた消耗品の石灰剤でクリーニングしました。
管理もこの程度ならラクチン。これは、私のような面倒くさがり屋に最適なマシンだと確信しました。
エスプレッソマシンは、洗い物も少なく、まさに「時短」アイテム。ハンドドリップの場合、最低これくらいは↑洗うものがでます。
※実際は、ここにグラインダーの刃の管理、飛び散った粉の掃除なども追加されます。
使いながら気づいた「デディカ」のデメリット
期待していた「デディカ」のスチーミング機能はどれほどだったと思いますか?
これに関しては、意外とパワーが弱い(?)模様で、なめらかなスチームミルクは作りづらかったです。
ラテアートのフリーポアで、細かいラインを描くスチームミルクにはまだ到達していません。
ただし、カプチーノ用のふわふわミルク作りなら十分なレベルです。あくまできめの細かいミルク作りはコツがいるということで。
スチーミング機能については、マシンの問題か、私の技術不足なのか、判断できない部分はあります。
そもそも業務用マシンでも、達人レベルにならないと、なかなか「レイヤードハート」などは描けません。
後になって、スチームノズルを外せばきれいめに泡だてられることがわかりました。
外すと細いラインから蒸気を勢いよく出せるので、徐々に上達してきました。どうやら私の技術不足だったようです。
些細なことですが、デディカは、電源を入れっぱなしにしたり、連続抽出したりするとランプが点滅してすぐに動かなくなります。
そのため、パワーのいるスチーミングは、エスプレッソを抽出した後で行うべきでしょう。
また、マシンの幅が15㎝とスリムなため、ショットをマグカップ2杯同時に抽出するときは、受け皿にカップが収まりません。
いれている約25秒間は、カップを手で押さえておく手間があります。
【まとめ】エスプレッソマシン「デディカ」は時短なのに本格的!
メリット、デメリットがありますが、私は、デロンギ「デディカ」にほぼほぼ大満足です。
コーヒー好き主婦にとって、まるで誰かに淹れてもらっているようなエスプレッソドリンクは、至福の1杯。
洗い物も大幅に減りました。
家でも本格的なエスプレッソドリンクを飲みたい!という人に、絶対おすすめのエスプレッソマシンです。
私は、エスプレッソ用に挽かれたコーヒー粉を購入して、いれているため更に時短しています。理由は、コーヒー豆を買ってグラインダーで挽くと、グラインダーの刃や飛び散った粉の掃除をしなければならないため。でも、粉は約2週間で飲み切っています。
エスプレッソマシン用の洗浄剤(石灰剤)は、余分に購入しておくと便利。忘れた頃に必要になります。また、牛乳のスチーミングをしてデザートドリンクを作るなら、ステンレスのスチームピッチャーがあると便利です。泡立てながら、ピッチャーを持った手で大体の温度がわかりますよ。