今回は韓国で小学生2人を育児中の私が、韓国人ママ友との付き合い方についてお話しします。
日韓カップルで子育てを韓国で考えている女性や、韓国のママ友関係に「モヤモヤ感」を感じている人がいましたら、励ましになれば嬉しいです。
※あくまで私の主観です。1つの意見として読んでくださいね!
1.韓国ママは教育熱心な人が多い
韓国人ママについてほぼ断言できることは「教育熱心な人が多い」ことです。
韓国は典型的な競争社会なので、小さい時から子供の将来を真剣に考えている人が多いように思います。
① 幼児教育は普通、英語幼稚園、英才教育熱
韓国では幼児教育が当たり前。
たとえば英語なら、英会話の幼児クラスや、ネイティブの先生を採用した英語幼稚園にいかせる親も多いです。
母親たちの中で子供の英語力は最大の関心事(笑)。
小さいうちから発音がどうのとか、留学がどうのとかこんな塾があるとか、話題がつきません。
自分の子供の教育について強い考えや方針を持っている人が多いです。
② 小1から放課後の家庭教師 & 塾通い
韓国では小学校入学前にハングルの読み書きと、算数の計算問題ができるようにしておくことが基本です。
そして、学校へ入学したら放課後の塾通いがはじまります。
低学年の頃はピアノやテコンドー教室などが多いのですが、あがるにつれて英語、国語、数学へと塾の数が増えていく傾向があります。
③ 母親同士で名前を知らないことがある
子供が小さい韓国人ママたちは、よく集まってお茶をしたり子供同士を遊ばせたりしています。
ただ、お互いを「○○ママ」という呼び名で言い合うため、母親同士の名前を知らないことがよくあります。
私からすると、韓国人の名前を覚えるのが大変なので便利ではありますが、やっぱり少し寂しいです。
2.韓国ママ友グループで注意すること
私は今までたくさんの韓国ママさんたちに会ってきましたが、合う人と合わない人がいました。
気の合う人はどこまでも話していて楽しい反面、合わない人との時間はわずわらしかったです……。
ママ友グループで注意することをお話しします。
① たまに遭遇するママ友の上下関係
儒教文化が根づいた韓国では、人間関係において年齢が重要。
そのため、ママ友がグループ化すると年齢で上下関係ができることがあります。
年上のお母さんは若いお母さんに優しくしたり、面倒を見てくれたりする人もいますが、姉さん風をふかす人もいるんです。
年下ママを使おうとする年上ママもいます。
私の友人の例ですが、ママグループの集まりでいつも会計係にされていました。
したくない役割を強要されたら、真っ先に離れたほうがいいと思います。
子供はいずれ自分で好きな友達を選びます。
無理してグループに入ることはありません。
② 子供の「したい」を最優先するママ友
韓国のお母さんたちは子育てに一生懸命な人が多いです。
子供の望みを聞いてあげたいのはどの親も同じですが、中には子供の望みを最優先するお母さんも。
韓国ママたちは、子供の「したい」を優先する人が多いと思います。
私の経験談ですが夜11時まで一緒に遊ばせようとするママもいました。
③ 噂好きのママ友はブロックリストに
韓国人ママに限らずですが、いつも人のことを言っているお母さんとは、あまり関わらない方がよいと思います。
理由は、噂好きはいつも誰かのことを他の人にしゃべっていることが多いから。
ついつい口を滑らすと、うわさ話が他のママさんに拡散。
「面倒だな」と感じたら、このようなママ友とは距離をおくほうがいいでしょう。
3.ママ友関係をうまく過ごすコツ
ママ友関係をうまく過ごすコツをまとめてみました。
① 自分の子の自慢話をしない
ママ友グループの中では、基本的に自分の子の自慢話はしません。
わざわざ子供を自慢する機会はないと思いますが、些細な一言でも相手が嫉妬するような話はしないように気をつけましょう。
実際、韓国人と日本人の子どもたちを比べると(主観ですが)日本の子のほうが落ち着いていることが多いです。
自由奔放、我の強い韓国人の子のママがあなたの子の話を聞いたら、全部自慢に聞こえるのではないでしょうか。
② 信頼できるママ友1~2人だけと付き合う
私は信頼できるママ友1~2人がいれば十分だと思います。
もちろん、社交的でたくさんの人と一緒にいることが楽しいなら別の話ですが、無理して大勢と付き合う必要はありません。
実際話してみると、面白い人や価値観の合う人が結構いるもの。
価値観のあう韓国ママならお互いにリラックスした関係が築けます(断言)。
気の合う人は、国籍に関係なくあなたの心を理解してくれます。
そして、そんな人は一緒にいて楽しいものです。
③ 自信をもって子供を見守る
もしストレスになるなら、子供のために韓国ママと付き合うこと自体をやめてておくといいです。
ママ友との付き合いが楽しいなら構いませんが、無理は禁物。
特に初めての子の場合、右も左もわからないうえに海外にいることで不安は多いですよね。
しかし、お子さんを信じて見守ることが最も大事だと思います。
4.まとめ
今回は、韓国ママ友との付き合い方について考えてみました。
否定的な印象を持たれたかもしれませんが、素敵な韓国人ママさんがいることも事実。
私の場合、子育てしながら困ったときに助けてくれたママ友はみんな韓国人です。
結論、子供は大人以上に適応力があるので、ママが無理に頑張って周囲に合わせる必要はないと思います。
日韓カップルの子は2つの文化を受け継いでいるため、そもそも韓国オンリーの子とは違うと思っていいでしょう。
教育も子育ても絶対な正解はありません。
となりのアジュンマが何と言おうと、翻弄されずに「あなた式」をまもってください。
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